BLOG ブログ

ENTRY

お申し込みはこちら

メロディーが映し出す青春のワンシーン②受験勉強中に聴いた応援ソング

あの一曲が、静かな夜の支えだった

受験シーズン
多くの学生たちが孤独と不安を抱えながら
机に向かっているのに、なかなか集中できない夜。

ふと流した一曲に、もう少しだけ頑張ろうって、力をもらったことがありませんか?

今回は一人の男性が“音楽”に救われた経験を語ってくれました。

どんな励ましの言葉よりも
静かに寄り添い
心を奮い立たせてくれたのは、ゆずの『栄光の架橋』という一曲。

彼のリアルな受験期の記憶とともに
その音楽がどのように彼を支え続けたのか、心温まるエピソードをご紹介します。

受験勉強中に聴いた応援ソング

静かな夜と、心がざわつく勉強部屋

冬の夜、窓の外はしんと静まり返っていて、街灯の光がうっすらと雪を照らしていた。

私は厚手のセーターを着込み、机に向かっていた。
目の前には山のような問題集と、びっしりと書き込まれたノート。

だけど、どうしても集中できない。
焦りと不安ばかりが膨らんでいって、ため息ばかりが増えていった。

そんな時、ふとスマホから流れてきたのが、ゆずの『栄光の架橋』だった。

ゆず『栄光の架橋』がくれた勇気

「誰にも見せない涙があった 人知れず流した涙があった」

冒頭の歌詞を聴いた瞬間、胸の奥がぎゅっと締めつけられた。
まるで私のことを歌っているかのようだった。

孤独な夜、誰にも言えないプレッシャーを抱えていた私は、その言葉に救われた気がした。

決して明るく背中を押すような曲調ではない。

でも、どこか静かに、力強く「大丈夫だよ」と言ってくれるような
そんな包み込むような優しさがそこにはあった。

毎晩の“応援ソング”になった日々

それからというもの、私は毎晩、勉強前にこの曲を流すようになった。

ちょうどお湯を沸かして紅茶を淹れるのと同じように
『栄光の架橋』を聴くことが、自分のルーティンになっていった。

部屋の明かりを少し暗くして、机のライトだけを灯し
曲を流しながらその日覚えた単語を小声でつぶやく。

そうして気持ちを整えてから、本格的に勉強を始める。

気持ちが沈みそうなとき、成績が思うように伸びないときも
この曲だけは変わらず私のそばにあってくれた。

試験当日も心に流れていたあのメロディー

試験当日、会場に向かうバスの中でイヤホンを耳に入れた。
もちろん聴いたのは『栄光の架橋』。
音量は小さく、けれど心には大きく響いた。

試験中
緊張で手が震えたとき
問題が全くわからなくて焦ったとき

心の中で何度もあのメロディーを思い出していた。
「負けないで、ここまで来たんだから」と、自分自身を励ます声として、その歌がそこにあった。

試験が終わった帰り道、イヤホンからまた『栄光の架橋』を流した。

これで終わったわけじゃないけれど
よく頑張ったな、って自分を少しだけ褒めてあげられた気がした。

背中を押してくれた、静かな応援団

今、あの頃を振り返ると
勉強の内容よりも、あの毎晩の静かな時間と
そっと背中を押してくれた『栄光の架橋』の方が強く記憶に残っている気がします。

あの夜、私を奮い立たせてくれたのは
誰かの言葉でも、励ましでもなく
一つのメロディーでした。

音楽は、言葉以上に心に届く力を持っています。

メロディーが背中を押してくれたあの夜があったから、今の私がいる。
そう断言できるくらい、あの一曲は私にとって特別な存在です。

人生の大きな節目に、そっと寄り添ってくれた応援ソング。

誰の心にも、そんな一曲があるのではないでしょうか。

まとめ

如何でしたか?

今回は、受験勉強というプレッシャーの中で
「音楽」がそっと支えになったエピソードをご紹介しました。

思春期の揺れる心に、まっすぐ届いた歌の力。

一人の体験かもしれませんが、「あ、私にもそんな曲があったな」と共感していただけたなら嬉しいです。

日々の暮らしの中で、音楽は何気なく私たちの心に寄り添ってくれています。

このブログでは、そんな“メロディーが映し出す青春のワンシーン”を、これからも少しずつ綴っていきます。

次回もぜひ、あなただけの音楽の記憶と重ねながら、お付き合いいただけたら幸いです。

CONTACT お問い合わせ

体験レッスン受付中!
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。