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初めてのピアノ発表会~大人の挑戦と感動の瞬間~

初めてのピアノ発表会 〜大人の挑戦と感動の瞬間〜

大人に成るにつれ、人前で何かを発表することは緊張が増していきますね。

それがピアノを演奏するとなると、なおさら勇気がいるものです。

今回は、初めてピアノ発表会に挑んだ40代女性の方に
その体験を語っていただきます♫

初めてのピアノ発表会 〜大人の挑戦と感動の瞬間〜

私がピアノを始めたのは、ずっと憧れていたから

子どもの頃に習いたかったけれど機会がなく
大人になってからようやく始めることができました。

とはいえ、最初はまさか発表会に出るなんて考えてもいませんでした。

ピアノを始めてから、いつかは経験することになるであろう「発表会」

子どもたちが中心のイベントかと思いきや
大人になってから習い始めた私のような人も結構いると聞いて、少し安心したものの
それでもやっぱりドキドキするものです。

「本当に人前で弾けるのか?」
「間違えたらどうしよう?」
「こんな私が発表会なんて、場違いじゃない?」

そんな不安を抱えつつも、私は発表会に参加することを決めました。

今回は、その準備から本番、そして終わった後の気持ちまで
私が体験したすべてをお話ししたいと思います☆

発表会に向けた準備 〜不安と期待の入り混じる日々〜

発表会参加が決まったのは、ピアノを習い始めて1年ほど経った頃でした。

先生から
「よかったら出てみませんか?」と声をかけられたとき、正直「えっ?」と思いました。

だって
まだまだ両手でスムーズに弾ける曲なんて数えるほどしかないし
人前で弾くなんて考えたこともなかったんです。

でも、先生は
「せっかくピアノを始めたのだから、一度経験してみるといいですよ」と優しく背中を押してくれました。

迷いながらも、
「これを機に本気で練習してみよう!」
「目標があったほうがやる気も出るかも!」
そう思い、勇気を出して参加を決めました。

選曲と練習

曲は、自分が大好きで思い入れのある『君をのせて』を選びました。

この曲は
子どもの頃に映画『天空の城ラピュタ』を観たときからずっと心に残っている曲で
聴くたびに懐かしさとともにワクワクする気持ちを思い出させてくれます。
また、優しくも壮大なメロディーがとても美しく、いつか自分で弾いてみたいと憧れていました。

でも、いざ練習を始めると
「意外と難しい!」と実感しました。

右手と左手がバラバラになってしまったり
スムーズに音をつなげられなかったり……。

最初のうちは、練習してもうまくいかず落ち込むことも多かったです。

でも、
・片手ずつゆっくり練習する
・苦手な部分だけを繰り返し弾く
・本番を想定して通して弾く練習をする
といった工夫をしながら、少しずつ仕上げていきました。

また
「緊張して手が震えたらどうしよう」と思い、家族に聴いてもらったり
スマホで録音して自分の演奏を客観的に聴く練習もしました。

そして、発表会の前日。
「明日、いよいよ本番か……。」

緊張とともに
「ここまで頑張ったんだから大丈夫!」と自分に言い聞かせ、早めに休むことにしました。

発表会当日 〜ステージに立つ瞬間の気持ち〜

発表会当日

会場に着くと、すでにたくさんの人がいて、空気がピリッとしていました。

「うわぁ、本当に舞台で弾くんだ……!」

自分の出番が近づくにつれ、心臓の鼓動がどんどん速くなっていきます。

他の出演者の方々の演奏を聴きながら
「みんな上手だなぁ……私、大丈夫かな……」と不安が募るばかり。

でも、そのときふと気づきました。

本番前の気づき

「あれ? みんな楽しそうに弾いてる?」

そう!
たとえミスしても、みんな笑顔で最後まで弾いているんです。

「そっか、上手に弾くことよりも、楽しむことが大事なんだ!」
そう思ったら、少しだけ気持ちが軽くなりました。

そして、ついに自分の番。

いよいよステージへ

名前を呼ばれ、ステージへ向かうと
まぶしいスポットライトの下にグランドピアノが待っています。

深呼吸をして、椅子に座る。

「よし、落ち着いて……」

最初の音を弾いた瞬間、すべての雑念が消えました。

「私、今、ピアノを弾いている!」

途中でちょっとミスもしたけれど、最後まで弾き切ることができました。

演奏を終えた瞬間、ホッとしたのと同時に、なんとも言えない達成感がこみ上げてきました。

終わった後の気持ち 〜挑戦してよかった!〜

ステージを降りたあと
先生や家族、他の生徒さんから「よかったよ!」と言ってもらえました。

「本当に出てよかった!」
心の底からそう思いました。

振り返ってみると
発表会に向けた練習の日々は決して楽なものではなかったけれど
それがあったからこそ、本番で弾き切ることができたんです。

大切なのは「音楽を楽しむ」こと

「発表会なんて無理」と思っていたけれど、実際に挑戦してみると、

・練習の大切さが身にしみた
・人前で演奏する楽しさを知った
・同じ趣味を持つ仲間との交流ができた

と、得るものが本当にたくさんありました。

もし「発表会なんて自分にはまだ早い……」と思っている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。

完璧じゃなくてもいい。 間違えてもいい。

大切なのは、音楽を楽しむこと。

そして、次の発表会ではもっと楽しめるように、これからもピアノを続けていきたいなと思います。

自分の音色で奏でよう♫

素敵な体験談、いかがでしたか?

大人になってからピアノを始めると
「自分には無理かも」と思うことがたくさんあります。

でも、発表会を経験することで
「やればできる!」という自信を持つことができます。

「次はどんな曲に挑戦しようかな?」
そんなふうに思えるようになるのも、発表会のおかげかもしれませんね☆彡

ピアノを始めたばかりの方も、ぜひ、発表会という目標を持ってみてください。

きっと、新しい世界が広がりますよ!

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